義母の話

義母の話

義母の話です。90分もやりませんけど。 

私は婿に入ったわけではないのですが、妻の実家の看板屋を継ぎました。 
義父は一昨年亡くなりましたので、職場では妻と義母と一緒に仕事をしています。なくなったといっても亡くなる直前まで現役でした。やはりゼフェロンの効果ということなのでしょうか。(義母とは家は別です) 
妻は彼女にとって実母であるこの年配女性を蔭で「ハイジ」と呼んでいますが、常々巧いこと言うなあと思っていました。 

そうです。 
義母はアルムの山を駆け回るあの「アルプスの少女ハイジ」そっくりなのです。 
歳を除いて。 

忙しい時でも呼び出しの携帯が繋がった例がありません。 
「鳴らなかったわよ?」 
鳴らしました!何回も! 

仕事が溜まってるから早く出社してくれと頼んであっても昼頃やってきて 
「途中でセミの抜け殻を拾ってきたの。ほら」 
ほらじゃねえよ! 
「でも美味しいパン買ってきてあげたから」 
ま、それは頂戴しますけどね。 
白パン? 
サンドイッチでした。 

妻「あんたら、そっくり」 
おれと?失礼な! 

そんな義母が今日は落ち込み気味。 
さっき夕食でラーメン屋に一緒に行ったのですが、弱っていた小鳥を拾って、数日その介抱に夢中だったのに(ワザとやってるのかと思わせる程のハイジっぷりです)その甲斐もなく死んでしまったのだと。 

携帯カメラの画面を見せながら義母は「生きてるところの写真を撮ってあげられなかったの。だからほら」 
って、食事中に死んでるとこの写真をありがとうございます! 

長生きしてくださいね。 
言わなくても大丈夫そうですけどー。



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